【小技】スクリプトの入力支援機能
はじめに
みなさんこんにちは、三井情報株式会社です。
『【小技】スクリプトの入力支援機能』と題しまして、無くても良いけどあると作業がとても捗る便利な機能をご紹介します。
ご紹介する機能は下記2点です。
・Syntax Editor Macro
・コード整形
Syntax Editor Macro
まず初めにSyntax Editor Macroについてです。
Syntax Editor Macroとはよく使用する構文を自動で入力してくれる便利機能です。
例をお見せします。
- スクリプト入力欄に「vargr」と入力します。
- tabキーを押下します。
そうすると、なんと、GlideRecordのquery構文が自動入力されます。
とても便利ですね。
GlideRecordは良く使うAPIなので構文を記憶しているかたも多いと思いますが、この4行のスクリプトが自動入力されるとだいぶ作業効率が上がるのではないでしょうか。
「vargr」の他にも標準で定義済のキーワードがあるので、気になる方は製品ドキュメントを参照してみてください。
製品ドキュメントでなくとも、下記手順で環境からも確認したり、新たに定義したりすることができます。
【操作手順】
- システム定義 >> シンタックスエディタマクロ をクリック
コード整形
続いてはコード整形についてご紹介します。
スクリプトを作成している皆さんはインデントを付けていると思いますが、一度ずれてしまうと修正がなかなか手間ですよね。
そういった手間を省くのにぴったりなショートカットキーがあります。
「shift+tab」です。
実際に動かしてみます。
- 作成済のスクリプトのインデントを崩してみました。
- 直したい箇所を選択します。
- 「shift+tab」を押します。
一瞬で綺麗に整形してくれました!
おわりに
今回はスクリプトを作成されているかた向けの小技を2点紹介いたしました。
日々の忙しい業務をちょこっと楽にする便利な機能です。今回初めて知ったというかたは是非活用してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
三井情報株式会社
ソリューション技術本部
クラウドソリューション部
第四技術室
佐久間衣歩